私が「株式会社アルタ」で働いていた頃の内容をもとに記事を作成しました。
そこで目の当たりにした現実は、会社内の問題が次々と表面化し、次第にその状況に耐えられなくなった社員たちがどんどん辞めていく様子。次第に自分を追い詰め、最終的にはパワハラ被害。
アルタで働いていた私が体験した驚くべき出来事を振り返ります。
※当記事は告発ではありません。実際の体験をもとに作成した内容です。
アルタとは?
ICT・Web総合商社として、ウェブサイト制作、ポータルサイト運営、ウェブマーケティングなど、幅広い事業を展開する名古屋のIT企業です。
経営理念は、「メディア・ICTを通じて安心で喜ばれる情報を発信し、世界中の人々に『感動』と『希望』を与え続ける」というものです。また、「最高の夢と幸せ」を追求し続け、笑顔のある世界を創造していくことを目指しています。
所在地は愛知県名古屋市中区東桜にあり、平成17年12月13日設立。従業員数は約40名で、代表者は加藤一男氏です。
採用では毎年エントリー数は1,500人を超える人気のあるIT企業として学生から支持があります。
ホームページ
https://www.alta.co.jp
加藤一男は最近、ビジネスタイガーサミットに出演しています。
アルタで何が起こっていたのか
毎月人が辞めていく
「株式会社アルタ」で働いていた頃、毎月のように人が辞めていくという異常な状況が続いていました。特に、新入社員や若手社員が多く辞めることが多く、上司や同僚との人間関係に悩んでいる人が後を絶ちませんでした。退職理由はさまざまでしたが、どこかしら共通していたのは過度なプレッシャーと不安定な業務環境で、人が辞めていく恐怖を実感しました。
また、私が在籍していた部署とは別に、「マッサージポータル事業」という部署があり、同期の社員が一気に数十人も辞めるという異常な現象がおきました。
何がそんなに同期たちを追い込んだのか理解しきれませんでしたが、人間関係、業務内容が次第に過酷になり、精神的に疲れた彼らが辞めていったことは明らかでした。辞めた同期たちは必ずしも他の良い職場を見つけたわけではなく、ただただ「疲れた」という理由で辞職したのです。この事態に私は、何か根本的な問題があるのではないかと不安を抱えました。
突然の部署解体宣言
突然、自分の部署が解体されることが決定しました。理由は「赤字の部署があると銀行融資ができなくなる」というものでした。
該当部署の社員はスキル別で分けられ、アルタの子会社かマッサージポータル事業への異動を命じられ、これをきっかけに多くの社員が辞め、残された人たちはその後の業務にどう向き合うべきか、自分自身もその後の進路に不安を抱えるようになりました。
部署解体撤回
その後、部署解体を撤回するという噂を聞き、大々的には周知されず噂のみで知りわたりました。
しかし、すでに辞めてしまった社員たちは戻ってくることはありません。私は会社に対する信頼を完全に失っていました。
特定社員を晒しあげ
毎週行われるミーティングでは、社長が特定の社員をターゲットにして、答えられないような難しい質問を投げかけることが増えてきました。
「来週もこれについて聞くから準備しておけ」とプレッシャーをかけられ、ミーティングのたびに精神的な苦痛を感じていました。明らかにパワハラに該当し、結果、モチベーションや仕事に対する意欲を削いでいくことになります。
ハラスメントに敏感な現代の職場では、こういった行為がどれほど深刻な影響を与えるか、会社側は全く理解していなかったように思います。
居留守でクライアントを激怒させる社員
アルタで働いていた際、非常に困惑した出来事の一つが、ある社員がクライアントの連絡を無視して居留守を使ったことです。私が担当していた電話対応では、クライアントからの不満や怒りの電話が直接に寄せられ、その対応を強いられていました。
社員一人一人の行動が会社全体にどれだけ大きな影響を与えるかというのか、全く理解していません。企業の顔として顧客と接する電話対応には、全ての責任が押し付けられることがあることを学びました。今でもその時の悔しさと、クライアントに対する申し訳なさが忘れられません。
架空の支社
数年前にかつて存在していたフィリピン支社。結局、その支社がどうなったのか、社員にはほとんど何も説明されませんでした。上層部からの詳細な説明はなく、その後、この支社が存在していたのか、もしくは存在すらしていなかったのかも不明のままでした。社内では「架空の支社」だと噂され、社員たちはその情報を信じるようになり、企業として、外部や社員に対して透明性を持ち、信頼を築くことの重要性を痛感させられる出来事でした。
トヨタ規模と勘違いしている社長、優秀な人材だけと関係が悪くなる社長など、書きたいことがたくさんありますが、気持ちを抑えてここまでとさせていただきます。
今、株式会社アルタに思うこと
社員の心身に配慮が必要です。さまざまな出来事がありましたが、今思い返してみると苛立ちが募ります。根に持つタイプということもあり、自分に対してされた言動は決して忘れることはありません。
この会社への入社は絶対にお勧めしません。